保健室の死神くん


わたしは、よく

『真面目だね』って言われる。



優しい両親から

『いい子』だと

甘やかされてきた自覚もある。



よくいえば、優等生なのだろう。


ただし

どうしようもなく



「けっこう気持ちいいかもよ。冒険してみるのも」



優柔不断。



なにかを選択するのが

人一倍に苦手なのだ。



「どうして……わたし……」

「さあ」

「な……」

「なんでかな」


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