シュリ王子は連れ帰りたい


自然破壊?

大気汚染?


思いつくことはたくさんあるけど……



私達が快適に暮らすため

シュリ君の星が

被害を受けているって言うなら

私が代表して謝るから。



改善策だって、一緒に考える。



なんなら、国会議事堂の前で

『環境に優しく』って書いた

プラカードを持って

大声を張り上げてもいいよ。




「お願い、シュリ君。
 地球に危害を加えるのは
 やめてもらえない?」



私はシュリ君の袖を、必死に引っ張った。


どうしても、地球の破壊をやめさせたくて。



でもシュリ君の顔は、強張ったまま。



恨みを抱えているような顔で

私をキリっと睨んでくる。

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