友達婚~5年もあいつに片想い~
あずがため息をつく。

「もう石黒と梨衣が結婚しているのは、解っているんだから。私に気を使わないで。」

「あず……」

「って言うか、梨衣を通してみる旦那としての石黒も、知りたいって言うのもあるんだけど。」

「ははは。」

そっか。それよりもあずに、気を使わせているかもしれない。

思い切って言ってみるのも、いいのかもしれない。

「あのね。子供の事なんだけど。」

「おお!そういう話が、出ているのね。」

あずは、肘を立ててにこにこしている。

「実は大樹のお義母さんが来て、子供作った方がいいって、言われて。」

「石黒のお義母さんに?それ、余計なお世話じゃん。」

「えっ……」

「だって、子供は夫婦二人の問題でしょ?いくら母親だからって、口出しはされたくないと思うんだけど。」
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