友達婚~5年もあいつに片想い~
「あっ、塚田。遅かったな。」

大樹が私の席で待っていた。

「ごめん、なに?」

ちらっと見ると、課長が私達を見て、ニヤニヤしている。

あの課長ったら!

「今度掲載の紹介文、明日までに仕上げてくれよ。」

「明日まで!?」

のん気に仕事していたから、まだ締切間際の紹介文がたまってるのよね。

「あのね、大樹……」

「私がやろうか?」

あずが、横から入って来た。

「梨衣は案件が溜まっているから、明日までには無理よ。」

「そうなんだ。残念。」

すると大樹は、書類をあずに渡す事なく、行ってしまおうとした。

「ちょいと、石黒君。」

何故か課長が、間に入ってきた。

「いくら奥さんだからってね、塚田君だけに仕事を回すなんて、いかんよ。」

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