友達婚~5年もあいつに片想い~
「何でもいいぞ。好きな物を取ってくれ。俺の行きつけのショップだ。」

私は武蔵の頭を叩いた。

「誰が元カレの買ったセクシーランジェリーを、旦那の前で着けられるのよ!」

「ちぇっ。いいと思ったのにな。」

「しかも行きつけ?付き合っていた時には、全然連れて行ってくれなかったのに!」

「おまえと別れてから、行きつけになったんだよ。」

頭を痛そうに撫でる武蔵。

ああ、こんな顔もするんだな。

「じゃあ、隣だ。」

「隣?」

隣のお店を見ると、高級な雑貨店だった。

「うわー……」

「すごいだろ。気に入ると思った。」

武蔵のエスコートで、お店に入ると、中は結婚のお祝い品を扱っていた。

「これなんかどうだ?」

武蔵が手にしたのは、ペアのワイングラスだった。
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