故意な恋~ヤンデレ御曹司に戦略的に囲い込まれていく~


ティムが説明してくれている間も、晴人さんは私を見つめ続けていた。

穴が開きそうだ。


「依里、会いたかった。この一か月、ずっと、ずっと…」

「っ、私は…」

会いたくなかったと言えば、嘘になる。

でも、会いたかったと正直に言えるわけでもない。

「どうして、探したんですか…?」
< 236 / 246 >

この作品をシェア

pagetop