私に愛をください。

連れてこられたのは体育館。

そこにいたのは、信龍の下っ端君たち。
10人くらい。

レン「正直俺達はあなたを姫だとは認めません。」

あー、なるほどね。

ユラノ「あっそ。で、どーしろと?」

レン「総長達は俺らの憧れです。その人たちが選んだ姫。あなたは何が目的で姫になったんですか?総長達ですか?」

ユラノ「…あたしは、彼らを信じようと思った。最初は信用なんかこれっぽっちもしていなかったのに。
こんなひねくれているあたしに、彼らは光を指してくれるの。」

レン「…」

ユラノ「納得しないようね。あんまり、したくはないけど、喧嘩…で決めようか。」

下っ端「?!」

ユラノ「かかってきな。全員で。本気でしないと怪我するよ?」

あたしは、そんなに弱くないよ。

レン「っ!わかりました。いくぞ!みんな!!」

それを合図にみんな一斉に殴りかかってきた。



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