太陽がくれた初恋~溺愛するから、覚悟して?~
第八章 雪解けは新たな仲間と融和をもたらす

新たな仲間@福田 智/side麻依

もう3月か…

結婚式まであと3ヵ月ちょっと。


そういえば、1年前に初めて諒と出逢ったんだよね。
ふふっ、未だに信じられない。

幸成さんとか長く付き合った人よりも、諒とはもっと濃厚で長い年月を共にしているみたいな感覚。


――ソウルメイト

本当にそうなのかもしれない。
あれからいくつか検索して説明を見たけど、どれも頷けたんだよね。


諒と出逢ってから、その時は自分では気付かなかったけど〝諒だから〞できた行動がたくさんある。


諒が支配人として来たばかりの頃、手助けをしたかった。
私は元々がおせっかいみたいだから自分では当たり前の行動だと思ってたけど、諒だから気になってたんだと、今は思う。

中でも一番大きいのは、誰から告白を受けても心が動かなかったのに、諒からの告白は…嬉しかった。この人なら、って思えた。

私にとって、諒は私の人生を色鮮やかなものに変えてくれた、大切な人。
この人と結婚できる私は本当に幸せ者だと思う。



「まーいー、どうしたのー?」

2人揃ってお休みの今日は、結婚式の打ち合わせもないので、諒の部屋でゆったりまったり過ごしている。

そして今、諒が私にベッタリとまとわりつ…いや、可愛がってくれている。


「なにぼーっとしてるの?俺じゃない人のことでも考えてんの?」
ぎゅうぎゅうと抱きしめられる。

「誰のこと考えてたと思う?」

ぎゅうぎゅうがピタッと止まった。


「え…誰のこと考えてたの…?」

「だーれかなぁ?うふふ」

「ちょ、マジで誰?」

「ふふふっ、諒だよ」

「えっ、俺?」

「うん、そうだよ、諒のこと考えてたよ」

「はー…びびった…もー脅かすなよー」
ぎゅうぎゅう再開。

…さっきより強くなった…痛い…


「つーか、側に俺がいるのに俺のこと考えてたの?」

「うん、ソウルメイトのこと思い出して」

「そっか。で、俺はソウルメイト?」

「うん。諒は私の人生を色鮮やかなものに変えてくれた人なの。だからそんな諒の奥さんになれることが幸せだなぁって思ってたの」

「まーいー…俺もーおんなじー」
ぎゅうぎゅう、強さMAX。

「痛い痛い、諒、痛いって」

「あ、ごめん。どこ痛い?見てあげるから服脱いで」

「もー…今日はもう脱ぎませんッ」

「フ、残念。じゃあ痛くしたお詫びにコーヒーいれるね。おやつ食べよ?」

「ふふっ、ありがとう」
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