監察医と魔法使い 二つの世界が交わる時
「俺、輝一!よろしくね」

「輝一の双子の弟の大智と言います。よろしくお願いします」

「私、楓!よろしくお願いします!」

「ぼ、僕は紫月……よろしく……」

「俺は凛都!よろしくな!」

「凛都の弟の冬都。よろしく」

冬都たちが自己紹介を終えると、監察医たちは顔を見合わせた後、年長者の女性から自己紹介を始める。

「世界法医学研究所の所長をしている紺野碧子です。よろしくお願いします」

「探偵会社に所属している深森圭介です。よ、よろしくお願いします」

「イタリア出身監察医、ルカ・ガスマンです。よろしく〜!」

「スウェーデン出身監察医、マルティン・スカルスガルドだ。よろしく」

「ドイツ出身監察医、ゼルダ・ゾルヴイッグって言います。よろしくね」

「監察医の三国星夜です。よろしく」

「監察医の神楽蘭です。よろしくお願い致します」

蘭が深々と頭を下げた時、冬都は「ん?」と心の中で疑問を感じた。監察医は医学部を卒業していないとなることはできない。だが、蘭は監察医と名乗るには若すぎるような気がする。
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