気高きホテル王は最上愛でママとベビーを絡めとる【極上四天王シリーズ】
一歩中に入れば、ロールスクリーンを下ろしていないため美織たちは丸見え。その紳士的な態度がうれしくもあり、恥ずかしくもあり、なんともいえず複雑だ。
「パパ、いっしょにはいろ」
「うーん、パパはいいけど、ママは恥ずかしいんじゃないかな」
陽向の無邪気な要求にヒヤヒヤさせられる。
まさに史哉の言う通りだ。
「なんで?」
「ママは女の子だから、男の人と入るのはきっと恥ずかしいよ」
「ひなたもおとこだよ」
「たしかに」
史哉がふっと笑う。
負けないでと心の中で声援を送るが……。
「かぞくははずかしくないもん。だからはいろ。ね、パパ」
「あっ、ちょっと待て」
陽向は濡れた体のままパウダールームに行き、ドア付近にいる史哉を強制連行しにかかる。史哉は陽向に引っ張られるまま無理やり中に引き入れられた。