年下御曹司の箱入り家政婦
「あっ、そうだわ!
櫻ちゃんが買ってきてくれたケーキでも食べましょう!!」
羽菜ちゃんは思い出したように
ガタッと椅子から立ち上がると
そそくさとキッチンへと逃げていく。
ったく...
都合が悪くなったら
話を変えるんだから...
僕は羽菜ちゃんがお皿を並べている間も
粘りつくような視線を羽菜ちゃんに
向けた。
しかし、羽菜ちゃんはその視線に気付かないフリを決め込んでいる。
「ちょっと櫻ちゃん?
二人しかないのに何で6つもケーキ買ってきたの?」
「折角だから
3つずつ食べればいいじゃない?」
「櫻ちゃんは太らない体質だからいいけど、私はこんな夜中にケーキを3つも食べてたら太っちゃうんだから...」
「羽菜ちゃんが太っても僕は気にしないよ?丸っこい羽菜ちゃんも可愛いじゃないか」
「櫻ちゃんが良くても私が気にするの!
しょうがない。あと2つは明日食べるか...」
羽菜ちゃんは自分のお皿にケーキを1つだけ乗せると残りを冷蔵庫に閉まった。
「僕は気にしないのに...
それに太ってくれたほうが、悪い虫が寄ってこなくていいかもしれない」
我ながら良い考えだと思ったのだが
「バカなこと言わないでよ。私は嫌よ」
と、羽菜ちゃんに一蹴された。
しょうがないので僕は諦めて3つのケーキを食べ始めた。
しかし、先にケーキを食べ終えてしまった羽菜ちゃんは最後のケーキを頬張る僕を
羨ましそうに見つめている。
ケーキ大好きな癖に無理しちゃって...
僕は苺をフォークに刺すと
「ほら羽菜ちゃん、あ~ん」
羽菜ちゃんの前に差し出した。
「要らないってば...」
「苺なら大丈夫だから、ほら、あ~んして」
顔を横に背けて
頑なに拒む羽菜ちゃんの前に苺をさらに近づける。
羽菜ちゃんは僕の言葉に少し迷いつつも
苺の誘惑に負けてパクっと食らいつく。
「美味しい?」
僕の問いに羽菜ちゃんは「うん」と
顔をほころばせる。
キュン...
その笑顔は僕の心臓を意図も簡単に
鷲掴みするのだった。
櫻ちゃんが買ってきてくれたケーキでも食べましょう!!」
羽菜ちゃんは思い出したように
ガタッと椅子から立ち上がると
そそくさとキッチンへと逃げていく。
ったく...
都合が悪くなったら
話を変えるんだから...
僕は羽菜ちゃんがお皿を並べている間も
粘りつくような視線を羽菜ちゃんに
向けた。
しかし、羽菜ちゃんはその視線に気付かないフリを決め込んでいる。
「ちょっと櫻ちゃん?
二人しかないのに何で6つもケーキ買ってきたの?」
「折角だから
3つずつ食べればいいじゃない?」
「櫻ちゃんは太らない体質だからいいけど、私はこんな夜中にケーキを3つも食べてたら太っちゃうんだから...」
「羽菜ちゃんが太っても僕は気にしないよ?丸っこい羽菜ちゃんも可愛いじゃないか」
「櫻ちゃんが良くても私が気にするの!
しょうがない。あと2つは明日食べるか...」
羽菜ちゃんは自分のお皿にケーキを1つだけ乗せると残りを冷蔵庫に閉まった。
「僕は気にしないのに...
それに太ってくれたほうが、悪い虫が寄ってこなくていいかもしれない」
我ながら良い考えだと思ったのだが
「バカなこと言わないでよ。私は嫌よ」
と、羽菜ちゃんに一蹴された。
しょうがないので僕は諦めて3つのケーキを食べ始めた。
しかし、先にケーキを食べ終えてしまった羽菜ちゃんは最後のケーキを頬張る僕を
羨ましそうに見つめている。
ケーキ大好きな癖に無理しちゃって...
僕は苺をフォークに刺すと
「ほら羽菜ちゃん、あ~ん」
羽菜ちゃんの前に差し出した。
「要らないってば...」
「苺なら大丈夫だから、ほら、あ~んして」
顔を横に背けて
頑なに拒む羽菜ちゃんの前に苺をさらに近づける。
羽菜ちゃんは僕の言葉に少し迷いつつも
苺の誘惑に負けてパクっと食らいつく。
「美味しい?」
僕の問いに羽菜ちゃんは「うん」と
顔をほころばせる。
キュン...
その笑顔は僕の心臓を意図も簡単に
鷲掴みするのだった。