ずっと、好きなんだよ。
何度も、出逢って。
奈和side
例年より長い梅雨の時季を乗り越え、ようやく夏がやって来た。
夏休みに突入し、おひさまーとは毎日家族連れで賑わうようになった。
私は日々店長含め社員5人で交代で残業をしながら約1ヶ月後に迫る夏祭りの準備を進めている。
エナジードリンクを飲んで出勤し、
寝る前にもまた別のエナドリを飲んで寝る。
そんなことの繰り返しだった。
ビンや缶のゴミばかりが増え、ゴミ出しの日に隣に住む小林さんと運悪く遭遇し、心配されてしまった。
大丈夫です...なんて、見るからに大丈夫そうじゃない人間が言っても説得力がないから、小林さんが夏野菜カレーを分けてくれたこともあった。
小林さんは私が隣に引っ越してからというもの、ずっと気にかけてくださるから、本当に申し訳ない。
今度何か美味しいお茶菓子でも持っていかねば...なんて考えていたら、帰路に着いた。
ーーガシャ。
「ただいま~」
なんて言っても返事はない。
買い物袋を下ろし、電気を付け郵便受けを確認する。
そこには光熱費の請求書と見覚えのある絵はがきが入っていた。
夏休みに突入し、おひさまーとは毎日家族連れで賑わうようになった。
私は日々店長含め社員5人で交代で残業をしながら約1ヶ月後に迫る夏祭りの準備を進めている。
エナジードリンクを飲んで出勤し、
寝る前にもまた別のエナドリを飲んで寝る。
そんなことの繰り返しだった。
ビンや缶のゴミばかりが増え、ゴミ出しの日に隣に住む小林さんと運悪く遭遇し、心配されてしまった。
大丈夫です...なんて、見るからに大丈夫そうじゃない人間が言っても説得力がないから、小林さんが夏野菜カレーを分けてくれたこともあった。
小林さんは私が隣に引っ越してからというもの、ずっと気にかけてくださるから、本当に申し訳ない。
今度何か美味しいお茶菓子でも持っていかねば...なんて考えていたら、帰路に着いた。
ーーガシャ。
「ただいま~」
なんて言っても返事はない。
買い物袋を下ろし、電気を付け郵便受けを確認する。
そこには光熱費の請求書と見覚えのある絵はがきが入っていた。