『セーラー服を脱いだら、キミは…』スカートが捲れた、その時ボクは… 番外編
気付いたら結構時間が経ってた
「ねぇ、理央
まだ家着かないの?」
理央が心配になった
「もぉ着いてるよ
家の前
…
でも
まだまだ武頼の好きなところあるんだもん」
「え、そんなないだろ」
「あるよ!
オレじゃなくてボクって言うところが
育ちが良さそう
…
ボーっとしてることが多いけど
たまに真剣な顔する武頼かっこいい
横顔はもっとかっこいい
後ろ姿もけっこう好き
…
頭がいい
字がキレイ
左手で書いた字もキレイ
あ、指も長くて好き♡
…
ちょっと癖毛の髪
伸びてくると襟足がクルンてなってかわいい
髪切った次の日はちょっと短くなりすぎてて
笑える…ハハハハハ…
…
まぁ、まとめて言うと全部好きなんだけどね
ちょっと残念なところも
かっこよさを無駄にしてるところも
全部…全部、好きだよ
…
大好きだよ」
めちゃくちゃ照れる
耳から熱くなる
たぶんニヤけてる
クリスマスの夜
ひとりでニヤけてて通報されないかな?
周りを確認した
「武頼、そろそろ家着いた?
…
ホントは一緒に寝たかったな
武頼の腕枕で…
…
だってクリスマスなのにさ…
…
ヤダな…家入りたくない
…
武頼とずっと一緒がいい
…
冬休みで学校で会えないしさ
あーあ…研修も行きたくない
…
武頼…聞いてる?」
「うん、聞いてるよ」
「武頼、画面見てよ!」
「うん、見たよ
理央、鼻赤いけど大丈夫?」
「ハハハ…トナカイみたい
そんなかわいくないか…ブス…
…
こんなブスでも、サンタさん来るかな…
…
クシュン!」
理央がくしゃみした
かわいかった
「理央、寒いんじゃない?
早く家入りなよ」
「んー…
家入りたくないし
通話、切りたくない」
画面の中の理央が照れたのがわかった
「理央、こっち見てよ」
「ん…?」
目逸らしてる
言うだけ言っといて
恥ずかしいの?
かわいいな♡
「理央、ボクの方ちゃんと見て…」
「うん…」
画面越し理央と目が合う
「理央…クリスマスプレゼントありがとう
…
理央に認知されたのは
残念な出会いだったけど…
…
あんなことがあったのに
ボクは理央のこと好きになってしまって
…
理央はボクのこと嫌だったかもしれないけど
こんな形で付き合うことができて
…
カッコ悪いボクも
ダメダメなボクも
理央が好きって言ってくれるから
理央といると自分らしさが出せて
すごく心地がいんだ
…
ボクは残念な人間なのかもしれないけど
ぜんぜん残念じゃなくて
ぜんぜん損してない
…
好きな子に好きって言われるのって
自分の存在を認められたって
すごく実感できて
…
理央に認知されてから
この数ヶ月
ボクの学校生活は
ボクの人生は
最高に輝いてて
…
毎日理央を
どんどん理央を
好きになっていく自分が怖くなる時あるけど
…
ボクが理央を好きになればなるほど
理央もボクをそれ以上に好きになるって
理央が言ってくれたから
…
これからもボクは
理央を…」
電車には乗らなかった
理央が家に着くまで
駅にいようと思ってたから
そしたら理央が好きとか言うから
そしたら理央がかわいすぎて
「ねぇ、理央
まだ家着かないの?」
理央が心配になった
「もぉ着いてるよ
家の前
…
でも
まだまだ武頼の好きなところあるんだもん」
「え、そんなないだろ」
「あるよ!
オレじゃなくてボクって言うところが
育ちが良さそう
…
ボーっとしてることが多いけど
たまに真剣な顔する武頼かっこいい
横顔はもっとかっこいい
後ろ姿もけっこう好き
…
頭がいい
字がキレイ
左手で書いた字もキレイ
あ、指も長くて好き♡
…
ちょっと癖毛の髪
伸びてくると襟足がクルンてなってかわいい
髪切った次の日はちょっと短くなりすぎてて
笑える…ハハハハハ…
…
まぁ、まとめて言うと全部好きなんだけどね
ちょっと残念なところも
かっこよさを無駄にしてるところも
全部…全部、好きだよ
…
大好きだよ」
めちゃくちゃ照れる
耳から熱くなる
たぶんニヤけてる
クリスマスの夜
ひとりでニヤけてて通報されないかな?
周りを確認した
「武頼、そろそろ家着いた?
…
ホントは一緒に寝たかったな
武頼の腕枕で…
…
だってクリスマスなのにさ…
…
ヤダな…家入りたくない
…
武頼とずっと一緒がいい
…
冬休みで学校で会えないしさ
あーあ…研修も行きたくない
…
武頼…聞いてる?」
「うん、聞いてるよ」
「武頼、画面見てよ!」
「うん、見たよ
理央、鼻赤いけど大丈夫?」
「ハハハ…トナカイみたい
そんなかわいくないか…ブス…
…
こんなブスでも、サンタさん来るかな…
…
クシュン!」
理央がくしゃみした
かわいかった
「理央、寒いんじゃない?
早く家入りなよ」
「んー…
家入りたくないし
通話、切りたくない」
画面の中の理央が照れたのがわかった
「理央、こっち見てよ」
「ん…?」
目逸らしてる
言うだけ言っといて
恥ずかしいの?
かわいいな♡
「理央、ボクの方ちゃんと見て…」
「うん…」
画面越し理央と目が合う
「理央…クリスマスプレゼントありがとう
…
理央に認知されたのは
残念な出会いだったけど…
…
あんなことがあったのに
ボクは理央のこと好きになってしまって
…
理央はボクのこと嫌だったかもしれないけど
こんな形で付き合うことができて
…
カッコ悪いボクも
ダメダメなボクも
理央が好きって言ってくれるから
理央といると自分らしさが出せて
すごく心地がいんだ
…
ボクは残念な人間なのかもしれないけど
ぜんぜん残念じゃなくて
ぜんぜん損してない
…
好きな子に好きって言われるのって
自分の存在を認められたって
すごく実感できて
…
理央に認知されてから
この数ヶ月
ボクの学校生活は
ボクの人生は
最高に輝いてて
…
毎日理央を
どんどん理央を
好きになっていく自分が怖くなる時あるけど
…
ボクが理央を好きになればなるほど
理央もボクをそれ以上に好きになるって
理央が言ってくれたから
…
これからもボクは
理央を…」
電車には乗らなかった
理央が家に着くまで
駅にいようと思ってたから
そしたら理央が好きとか言うから
そしたら理央がかわいすぎて