暑い夏は冷たい晴に恋をする
「で?天野ちゃんは1人で何してたの?」
一瀬先生のプレゼント買ってたなんて言えないよね。ここは濁して…
「ばっバイトの帰りです」
「へー。じゃあその紙袋は?」
しまった!私の右手には、いかにもクリスマスという、赤の紙袋がある。
「こっこれは…貰ったんです!バイトの人に!」
「ふーん。高校生にネクタイピンなんで、随分とオシャレな人がいるんだね。」
なんでネクタイピンだとっ!紙袋の中身は、さらに舗装されていて、中身は見えない。透視でもしたのかな…?
「透視したと思ってる?笑その紙袋のブランドだよ。メンズのネクタイ専門店のブランドだよね?箱の大きさ的にネクタイピンかなって」
よっ読まれてる!しかも否定できない。
「メンズってことはやっぱり、天野ちゃんが誰かに渡すのかな?」
なんでもお見通しか…まるで一瀬先生みたいだ。性格は全然違うけどね!