暑い夏は冷たい晴に恋をする
「えー!!!ありがとうございます!大切にします!」
「いや、飲めよ。」
うっ、ごもっとも。すぐそこにあったベンチに座り、2人で飲み物を飲んだ。
今隣に一瀬先生がいるこの事実がもう幸せすぎる。というかなんで受け取ってくれたんだろう。
「そういえばなんでお昼は受け取ってくれなかったのに、今うけとってくれたんですか?」
「あ?あぁ…もう終業式したからな、俺もお前も冬休みだし、俺は先生を今休んでるだけだ。」
つまり、お休み中だから一瀬先生は今、先生じゃないと…ってことは!
「じゃあはぐっ!ハグしましょう!」
私は全力で手を広げて先生を迎え入れようとしたが、一瀬先生の冷たいデコピンで儚くちってしまった。
「意地悪…」
「お前目になんか着いてるぞ」
「えっ!どれですか」
目を擦ってみるけど特に何も取れない。
「ちょっと目潰れ」
取ってくれるの!?今日はなんて幸せなんだろう。目を閉じたと同時に一瀬先生に抱きしめられた。
「えっ!いっ一瀬先生!」
いくら先生をお休み中とはいえ、ここ外!でも嬉しいからいいや!とか思ったのは一瞬で、すぐに先生は離れてしまった。
しかし違和感を覚え首元を見ると、小さなガラスが着いたネックレスがつけられていた。
えっと…これはもしかして!もしかすると!もしかしちゃう!?