暑い夏は冷たい晴に恋をする
「すっすみません」
「それじゃあ失礼するわ。頑張りなさい」
お母様はそのまま少し不貞腐れた顔で去っていった。こっこわかった…
「おい、」
はっそうだ、先輩のお母さんに向かってなんて汚い言葉を!
「ごっごめんなさい!先輩のお母さんに向かって!調子乗りすぎですよね!?あーもう!」
「落ち着けよ!」
あたふた謝る私の顔を先輩の方に向けさせられた。両手で挟まれた私の顔はタコみたいだろうな。
「あのさ、ありがとうな。怒ってくれて素直に嬉しかった。」
「別に…先輩はちゃんと素敵な人です。ってお母様にわかってもらえてないのが悔しかったんですよ」