暑い夏は冷たい晴に恋をする
ダメだとわかってるけど、話内容が気になって、私は準備室の扉を音が出ないよう少しだけ開けて盗み聞きをした。
「えー、あの生徒まだ先生のところ通ってるんですか?」
あの生徒ってもしかして私?朱里先生とは授業でも関わりがないので私を知ってなくて当然だ。
「でも、課題与えたんで、昨日は来てないですよ」
あっ私だ。確定。
「晴くん優しすぎますよ。ああいう生徒は優しくすると依存してきちゃいますよ。」