ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
イドリスの方に目をやれば、難しい顔をしていた。たぶん、彼も同じことを考えている。
「戻るぞ」
そう結論を出したのはエドだった。
「いったん戻って、どうすべきか考える。イドリスもそれでいいだろ?」
「う、うん」
一度、陸に戻って考えた方がいい。必要な品も、陸ならば揃うだろう。そう口にしたエドに反対する者はいなかった。
ソレール家の別荘に戻ってから、作戦会議が始まった。
「シア、あいつの動きを止めることは可能か?」
「うーん、私が魔力をぶつけたとしても、どこまで通じるか……イドリスはどう思う?」
「僕とシアが同時に同じ場所を狙えば、イケそうな気もするんだけど、確実じゃないよね」
別荘の図書室にある書物を取りに行ったシャーミルは、今この場にはいない。戻ってきた彼の手には分厚い革表紙の本があった。
「確認してきましたが、似たような魔物が過去に現れたケースはないようです」
「だよなあ――ウミガメと海ヘビが瘴気で合体したとかそんな感じになるのかな」
「でなければ、瘴気がそのまま魔物になったかよねぇ……」
シアは、シャーミルの手から受け取った本を眺めてみた。
「戻るぞ」
そう結論を出したのはエドだった。
「いったん戻って、どうすべきか考える。イドリスもそれでいいだろ?」
「う、うん」
一度、陸に戻って考えた方がいい。必要な品も、陸ならば揃うだろう。そう口にしたエドに反対する者はいなかった。
ソレール家の別荘に戻ってから、作戦会議が始まった。
「シア、あいつの動きを止めることは可能か?」
「うーん、私が魔力をぶつけたとしても、どこまで通じるか……イドリスはどう思う?」
「僕とシアが同時に同じ場所を狙えば、イケそうな気もするんだけど、確実じゃないよね」
別荘の図書室にある書物を取りに行ったシャーミルは、今この場にはいない。戻ってきた彼の手には分厚い革表紙の本があった。
「確認してきましたが、似たような魔物が過去に現れたケースはないようです」
「だよなあ――ウミガメと海ヘビが瘴気で合体したとかそんな感じになるのかな」
「でなければ、瘴気がそのまま魔物になったかよねぇ……」
シアは、シャーミルの手から受け取った本を眺めてみた。