ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
シアは、魔術師のような魔術を使うことはできないけれど、溢れる魔力を直接相手に叩きつけることならできる。
「えーいっ!」
いつもポーションを作る時よりは、ちょっぴり気合いの入ったえーい、と共に体内で練り上げた魔力を一気に魔物の頭に叩きつけた。魔物は頭を甲羅に引っ込めたけれど、シアの魔力は甲羅に叩きつけられ、甲羅全体を揺らす。
「ギャアッ!」
いったん中に引っ込んだ頭が、再び外に出てきた。外から甲羅を揺らされたのがこたえたらしい。
「足を封じるんだ! 頭は最後でいい!」
「了解っ!」
再び魔術師達が一斉に魔術を放つ。狙うのは、左右に激しく揺られる長い尾。それと同時に、剣を持った冒険者達が、足に向かって切りかかった。
長い首を伸ばし、頭を左右に振った魔物が、大きく口を開く。
「アキッ!」
「問題ありませんっ!」
魔物の開いた口に飛び込んだのは、巨大な氷であった。
ヨアキムが瞬時に魔力で作り出したものだ。ヨアキムがすごい魔術師であるというのはうすうす知っていたけれど、まさかこれほどとは思ってもいなかった。
「えーいっ!」
いつもポーションを作る時よりは、ちょっぴり気合いの入ったえーい、と共に体内で練り上げた魔力を一気に魔物の頭に叩きつけた。魔物は頭を甲羅に引っ込めたけれど、シアの魔力は甲羅に叩きつけられ、甲羅全体を揺らす。
「ギャアッ!」
いったん中に引っ込んだ頭が、再び外に出てきた。外から甲羅を揺らされたのがこたえたらしい。
「足を封じるんだ! 頭は最後でいい!」
「了解っ!」
再び魔術師達が一斉に魔術を放つ。狙うのは、左右に激しく揺られる長い尾。それと同時に、剣を持った冒険者達が、足に向かって切りかかった。
長い首を伸ばし、頭を左右に振った魔物が、大きく口を開く。
「アキッ!」
「問題ありませんっ!」
魔物の開いた口に飛び込んだのは、巨大な氷であった。
ヨアキムが瞬時に魔力で作り出したものだ。ヨアキムがすごい魔術師であるというのはうすうす知っていたけれど、まさかこれほどとは思ってもいなかった。