ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
「アンセルム様。私も、今日は出かけなければならないんです。明日か、明後日か。ううん、今日の夕方でもいいです。アンセルム様の都合がいい時に、改めて遊びにいらしてください。家庭教師の先生をお待たせするのはよくないと思います」
でも、と口ごもるアンセルムの顔には、まだ不満の色が浮かんでいた。
「アンセルム様、今日は急に来たからお菓子がないんだ。約束の時に作っておくよ。なにがいい?」
シアの肩の上にいるマルが声をかける。マルのことも気に入っているらしいアンセルムは、うーんと考え込んだ。
「フロランタン?」
クッキー生地にキャラメル生地とナッツ類を流し込んで焼いたフロランタンは、アンセルムの好物らしい。以前遊びに来た時にも、一番フロランタンをたくさん食べていた。
「いいよ! 山盛り用意しておいてあげる。だから、君はちゃんと勉強に行くんだ。僕とシアはフロランタンを焼くよ。夕方、一緒にお茶にしよう」
モルモット状の生物が、アンセルムを諭している光景はなかなか見ものであった。アンセルムもまた、マルの言うことには従うつもりになったらしい。
でも、と口ごもるアンセルムの顔には、まだ不満の色が浮かんでいた。
「アンセルム様、今日は急に来たからお菓子がないんだ。約束の時に作っておくよ。なにがいい?」
シアの肩の上にいるマルが声をかける。マルのことも気に入っているらしいアンセルムは、うーんと考え込んだ。
「フロランタン?」
クッキー生地にキャラメル生地とナッツ類を流し込んで焼いたフロランタンは、アンセルムの好物らしい。以前遊びに来た時にも、一番フロランタンをたくさん食べていた。
「いいよ! 山盛り用意しておいてあげる。だから、君はちゃんと勉強に行くんだ。僕とシアはフロランタンを焼くよ。夕方、一緒にお茶にしよう」
モルモット状の生物が、アンセルムを諭している光景はなかなか見ものであった。アンセルムもまた、マルの言うことには従うつもりになったらしい。