ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
けれど、シアにとっては、自分の見た目などたいした意味は持っていない。家族と違う見た目になってしまった頃、家族に疎まれる原因となったのがこの見た目だったから。
片手を胸に当て、緩やかに口角を上げながら首を傾げる。
それ以上、この点については触れてくれるなという意志表示だ。これで理解できないようなら、貴族としては半人前もいいところ。
「失礼いたしました。では――」
と、相手は話題を変えた。即座に対応してくるあたり、ぼんくらではないらしい。
彼の話を聞きながら、シアは彼の様子を確認する。別に呪われている気配はない。どこかで瘴気を浴びてきたということもなさそうだ。
(私の顔を見るのが目的なのかしらね)
この国の人達にとって、自分は謎の人物であるのはわかっている。
ある日隣国からやってきたかと思ったら、国王の呪いを解き、そうこうしている間に戦争相手を併合することになっていた。
シアを疎ましく思う人が多い反面、利用したいと願う人も増えてきて当然だ。
片手を胸に当て、緩やかに口角を上げながら首を傾げる。
それ以上、この点については触れてくれるなという意志表示だ。これで理解できないようなら、貴族としては半人前もいいところ。
「失礼いたしました。では――」
と、相手は話題を変えた。即座に対応してくるあたり、ぼんくらではないらしい。
彼の話を聞きながら、シアは彼の様子を確認する。別に呪われている気配はない。どこかで瘴気を浴びてきたということもなさそうだ。
(私の顔を見るのが目的なのかしらね)
この国の人達にとって、自分は謎の人物であるのはわかっている。
ある日隣国からやってきたかと思ったら、国王の呪いを解き、そうこうしている間に戦争相手を併合することになっていた。
シアを疎ましく思う人が多い反面、利用したいと願う人も増えてきて当然だ。