ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
心の中ではそう叫ぶけれど、きちんとした言葉が出てこない。目を見開いたまま、ただ、口をパクパクとさせるだけ。
エドはと言えば、シアの顔を強引に自分の方に向けさせ、間近からまじまじと顔をのぞき込んでくる。
近い。ものすごく近い。そんなに顔を近づけなくてもいいではないか。
言いたいことはたくさんあるはずなのに、なにひとつ出てこない。
真顔で見つめられ、目を見開いたまま立ち尽くす。まるで、時が止まってしまったように感じられる中、心臓の音だけが耳の奥でやかましく鳴り響いている。
「――顔色が悪い」
「へ?」
まじまじと顔を見た末、エドはそう口にした。またもや、変な声が出た。
目の前にあるのは、気遣わしげな表情を浮かべたエドの顔。彼の手は、頬に当てられたままで、シアは棒立ちのまま。ふたりの間だけ、時が止まってしまったみたいだった。
「顔色が悪いと言っている」
「ふえ、あ、そ、そうですか……」
どうしてしまったのだろう。
急にまともに声を出すこともできなくなってしまった。頬に当てられているエドの手を、痛いほどに意識してしまう。
「ちゃんと食べているか?」
エドはと言えば、シアの顔を強引に自分の方に向けさせ、間近からまじまじと顔をのぞき込んでくる。
近い。ものすごく近い。そんなに顔を近づけなくてもいいではないか。
言いたいことはたくさんあるはずなのに、なにひとつ出てこない。
真顔で見つめられ、目を見開いたまま立ち尽くす。まるで、時が止まってしまったように感じられる中、心臓の音だけが耳の奥でやかましく鳴り響いている。
「――顔色が悪い」
「へ?」
まじまじと顔を見た末、エドはそう口にした。またもや、変な声が出た。
目の前にあるのは、気遣わしげな表情を浮かべたエドの顔。彼の手は、頬に当てられたままで、シアは棒立ちのまま。ふたりの間だけ、時が止まってしまったみたいだった。
「顔色が悪いと言っている」
「ふえ、あ、そ、そうですか……」
どうしてしまったのだろう。
急にまともに声を出すこともできなくなってしまった。頬に当てられているエドの手を、痛いほどに意識してしまう。
「ちゃんと食べているか?」