ループ11回目の聖女ですが、隣国でポーション作って幸せになります!2
元婚約者がイリアに操られていたということもあったので、こっそりアンセルムの様子を探ってみる。魔力の量は多いが、人間離れしているというほどでもない。訓練したら、いい魔術師になりそうだが操られてはいなそうだ。
思わずほっとしたシアをよそに、にこにことしたままアンセルムは続ける。
「南の離宮の呪いを解いたのも、聖女様ですか?」
「ああ、あれ――」
一瞬、遠い目をしてしまった。
たしかに、あの離宮はイリアによって呪われていた。南の離宮に入った瞬間、軽く解いておいたので、今は呪いの痕跡すら残っていない。
うっかりイリアのことを思い出してしまったが、表情に出さないことには成功した。アンセルムはなにも知らないのだからと気を取り直す。
「ええ、私が解きました。こうやって」
軽くちょい、と指を動かす。
シアは聖女の中でも力が強い方らしく、呪いを解く方法も、他の聖女達とは違うらしい。
「兄上の呪いも?」
「はい、殿下。これが、その時の呪いですよ」
呪いを石のように固めたもの。
思わずほっとしたシアをよそに、にこにことしたままアンセルムは続ける。
「南の離宮の呪いを解いたのも、聖女様ですか?」
「ああ、あれ――」
一瞬、遠い目をしてしまった。
たしかに、あの離宮はイリアによって呪われていた。南の離宮に入った瞬間、軽く解いておいたので、今は呪いの痕跡すら残っていない。
うっかりイリアのことを思い出してしまったが、表情に出さないことには成功した。アンセルムはなにも知らないのだからと気を取り直す。
「ええ、私が解きました。こうやって」
軽くちょい、と指を動かす。
シアは聖女の中でも力が強い方らしく、呪いを解く方法も、他の聖女達とは違うらしい。
「兄上の呪いも?」
「はい、殿下。これが、その時の呪いですよ」
呪いを石のように固めたもの。