好きって言ってもいいですか?
「高野」




俺の顔を見て高野がまた柔らかく笑う。




「昌。




私、ごめんなさい。




自分でもどうしてあんな事したのか




わからないの。




最近、あなたの事考えるだけで




頭に血が上って・・・




片倉さんに本当に悪い事しちゃったわ。




昌・・・・




あなたは許してくれる?」




「っ・・・そんなの!」




ドンっ




俺は思いっきり壁を叩く。




「本当にごめんなさい・・・・」




高野の目から涙が流れた。
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