冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。

ネタばらし……。


空音のことだからそれを聞いてショックを受けただろうな。



「自分が何したかわかってんだろうな。俺の大事な空音を傷つけたことは一生許さない。今後一切俺たちに近づくな。わかったな」


「傷つけた?私はっ!伊織くんに気持ちを伝えたかっただけ!気持ちを伝えようとしているのにいつも栗田さんが邪魔するから、2人を離しただけよ!」



咲坂ははぁはぁと息を切らしながら俺をまっすぐ見つめた。


いつもなら嫌で仕方ない視線。


だけど今はそれが切なく見えてなんだか罪悪感が湧いてくる。でもそれは一瞬で、咲坂の一方的な気持ちにぷつん、と何かが切れた。


ダメだと思ってても歯止めが効かない。


これ以上刺激したくないのに。



「なんでお前はいつもいつも自分のことしか考えないんだ。俺はちゃんとお前の告白を断った。お前の気持ちも聞いた。なのになぜ邪魔をする?俺は空音のことが好きなんだ!これ以上邪魔をするならもう容赦はしない」
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