冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。
「そんなの……そんなのやだ!」
私、決めた!
今日何がなんでも伊織と話をする!
こんな弱虫の私のままなんてダメだ。私から変わらないと、この恋は動かない。
自分から想いを伝えないと……!
たとえ咲坂さんが邪魔をしてもいい。2人にまとめて私の想いを伝えてやる。
これが、私の最初で最後の決意とわがまま。
伊織、私の想いを聞いてくれますか?
私はカバンを机の上に放り投げると伊織と咲坂さんを追いかけた。
ふたりがどこに行ったかなんて分からない。
だけどこのままじゃいけないことはわかってる。だから、ふたりを捜す。
きっと、まだ学校にいるはず。
伊織のことを好きな咲坂さんが行きそうなところは……。
きっと誰にも邪魔されない、ふたりきりになれるところ。あんなに伊織に執着している咲坂さんのことだからすぐに学校からは出ないだろう。
私、絶対に負けない!