冷徹冷酷な極上イケメンは幼なじみを甘く激しく溺愛したい。

「ああ。サンキュー」



私の部屋には何度も行っているのでわかるだろう。私は飲み物を用意しようとキッチンへと向かった。



「もう……こんな展開聞いてないよ。伊織に嫌われないようにしなきゃ」



さっき伊織への想いを隠そうって決意したばかりなのにまた想いが膨れ上がる。この気持ち、絶対に隠し通さないと。


大丈夫、1時間同じ部屋にいるだけなんだから。


私たちは“幼なじみ”なんだから。心配することはない。


私はドキドキしながら、飲み物を持って、自分の部屋に入っていった。
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