出逢うべくして。You’re the one for me...


俺と指輪を交互に見つめる凛花さん。


ほんの数秒の間、



だったかもしれないけれど

答えを待つ俺には相当長く感じて
どきどきした。



凛花さんの答えは





「はい、宜しくお願いします。」





「ほんとに??やった!!!嬉しい。」


こんなに急に、しかも今すぐというのも約束できない
普通からすれば無理にも等しいお願いに
YESの返事。



凛花さんの表情を見れば俺にはよくわかった。
彼女も本気で向き合ってくれたゆえの答えだと。


待たせてしまうけれど、

時が来たらその時は、、、



それまでは応援してくれているみんなに
BLACK TUFTらしいエンターテイメントを
届けたい。


この日、
またさらに仕事に対する意欲が湧いた。
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