小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
ママはなにも言わなかった。

ママは私がママが暴力振ってたことを知ってふをわかってたと思う。


ママはきっとやめない。

なんで暴力をパパたちに振るのかはわからないでも、私は、暴力を振るのは誰でもいいんじゃないかと思った。




だったら…私が殴られればいい。

中1の私の思考はおかしかったと思う。

でも、今になってはそれで良かったんじゃないかと思う。


ママのイライラが私に向けばいい。

私はその日から遅く帰るようになった。


9時、10時に家に帰ると最初は優しく怒ってたでも、ママもだんだん口が悪くなって、怒った。

私も口悪く反抗した。


中1の夏。

ママは私をはじめて殴った。


私はこれでパパは殴られないと思った。


だけど、そんないいこともなくママはパパに暴力を振った。

次の日パパもママもいつも通りだった。

なんで…なんで…

これじゃあ、瑠樹が悲しむ…


私は夜みんなが寝た後にまた、ママに言った。


「パパを…パパを…殴らないで…私が…、殴られるから…」
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