小さい頃可愛がっていた幼なじみがイケメン総長様になってた件について
幼なじみへの嫉妬が止まらない件について
「キャハハッ。あー。龍まじやばい」

「紫園【しおん】声でかい。」


梅雨の季節でじめじめしているなか…

今は学校が終わり今は5時。


私は見てはいけないようなものを見てしまった…

それは、龍がショッピングセンターで女の子と歩いてるところ。

女の子は金髪で毛先がくるくるに巻かれていた。

背も165センチぐらいはありそう。

かわいいと言うより美人と言ったほうが正解だろう。

楽しそうに龍と話して歩いている。

2人とも並んでいてお似合いだな…

2人とも制服で、女の子は私と同じ制服を着てるからきっと同じ学校の子だ。


私はお母さんに頼まれたお使いを終えたあとだった。

なんで、ドーナッツなんて買おうと思ったんだろう…

はぁー

きっと彼女だろうな…

名前で呼んでるし…

龍の顔があずほちゃんと話してるときとは全然違うもん…

そりゃ、私がいない間に出来ていてもおかしくないもんね…

だって私がいなかったの5年だもん…

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