怜悧な外科医の愛は、激甘につき。~でも私、あなたにフラれましたよね?~
高校を卒業して料理を学ぶために専門学校へ入学して、今は調理師として仕事をしている。それは相良さんが応援してくれた私の夢でもあった。
『私、高校卒業したら料理の専門学校に行くの! 調理師になるんだ。そしたら聖ちゃんに美味しいご飯たくさん作ってあげるね』
『それは楽しみだな、応援してる。頑張れよ』
調理師になりたいって言ったこと、ちゃんと覚えててくれたんだ。
色あせないまま、ちゃんと相良さんの中に私たちの記憶があるのが嬉しくて胸が熱くなる。
「あの、入院費のことなんですけど……」
「入院費? ああ、気にするな。その代わりにオムライスを作ってくれないか? 昔、よく作ってくれただろ? ケチャップでブタさん描いた――」
「ち、違います! あれ、クマさんのつもりだったんですけど……じゃなくて! その、今回は持ち合わせがなかったから立て替えてもらったってことで、必ずお金はお返ししますから」
ムキになる私を見て相良さんはクスクスと笑いを堪えている。こうやって茶化すところも昔から変わってない。
『私、高校卒業したら料理の専門学校に行くの! 調理師になるんだ。そしたら聖ちゃんに美味しいご飯たくさん作ってあげるね』
『それは楽しみだな、応援してる。頑張れよ』
調理師になりたいって言ったこと、ちゃんと覚えててくれたんだ。
色あせないまま、ちゃんと相良さんの中に私たちの記憶があるのが嬉しくて胸が熱くなる。
「あの、入院費のことなんですけど……」
「入院費? ああ、気にするな。その代わりにオムライスを作ってくれないか? 昔、よく作ってくれただろ? ケチャップでブタさん描いた――」
「ち、違います! あれ、クマさんのつもりだったんですけど……じゃなくて! その、今回は持ち合わせがなかったから立て替えてもらったってことで、必ずお金はお返ししますから」
ムキになる私を見て相良さんはクスクスと笑いを堪えている。こうやって茶化すところも昔から変わってない。