気づいたらそこは沼だった

ネイルと美容院を行った日に、帰りにお気に入りのブランド店でスカートを購入し、これで準備は揃った。ネイルも髪型も満足いく出来上がりに仕上げてくれて、自分で見てはうっとりする。そしていよいよ当日。

「あまり寝られなかった…」

緊張のあまり中々寝付けれず、アラームが鳴っても頭はすぐには働かない。余裕を持ってのこの時間にアラームを設定しておいたので10分ぐらいゆっくりしても間に合うので布団の中で携帯を触りながら伸びをする。んーっと伸びると頭や体がスッキリしたのでゆっくりと起き上がった。

「よし、歯磨いてご飯食べて準備しよ…」

ふぁ〜と欠伸を一つして洗面所に向かい、眠い顔を水で冷やして覚ましていく。昨日の夜はちょっといいパックをしたのでお陰でお肌はプルプルだ。洗面が終わり、朝ごはんは何を食べようかと冷蔵庫チェックして、冷凍してあった鮭を焼いてご飯と味噌汁でいただくことにした。

「ご馳走様でした。」

食べ終わり、食器も片付けたのでここから気合いを入れて準備をしよう。まずは美顔器当てながら保湿をし、浮腫取りの為にマッサージ。次に眉毛を整えて、準備が整った所でメイク開始。下地を丁寧に仕込まないとメイク持ちやヨレ方が変わるので付けすぎずに丁寧に。ファンデーションは薄く、気になる部分はコンシーラーを足して。後はふんわりフェイスパウダーを付ければ大丈夫。全体のバランスを見ながら色の濃さやアイラインの長さを調整してメイクは出来上がり。