可愛がってあげたい、強がりなきみを。 〜国民的イケメン俳優に出会った直後から全身全霊で溺愛されてます〜
「宗介。これから打ち上げよね。どうせオールナイトだろうけど、もし帰るなら連絡して」

「わかった。ごめんな。本当は来てほしいんだけど。打ち上げで一番一緒に祝いたいのは郁美だから」

その言葉だけで充分とは思ったけれど、少し甘えたくなって、わたしは彼の頬をそっとつねった。

「そんな、できもしないこと、言わないで」

「郁美……」
 宗介はわたしの頬に触れ、それから軽くキスをした。

「明日、郁美も休みだろ? そのとき、ゆっくり……」

 亮介さんがコホンと咳払い。

 あ、やばっ。
 また思いきりイチャついてしまった。

 週明け、どんな顔して会社に行けばいいのか……
 さすがに恥ずかしくなって、わたしは慌てて彼から離れた。
< 174 / 185 >

この作品をシェア

pagetop