最強少女
第一章「最強少女」〜おでぶな少女理月の下剋上〜
私は白崎理月、13歳。中学1年生。


「ふぁー」

 
あくびをしてから                                 あくびをしてから立ち上がる。
「おはよう」



誰もいないけどあいさつする。



お母さんたちは二人とも大手会社の社長だから忙しいんだよね・・・

だから朝早くからでかけてるんだ。

るんるん♪

朝ごはんが1番大好きなんだ。

お母さんたちがいないから食事制限されないからなんだよね・・・

「よしっ」

食パンを6枚に・・・

「バターバター!」

私は1枚にバターを塗りたくった。こんなもんかな?

それはパンの割合よりもバターの割合のほうが多いパンであった。

「いただきまーす!」

同じようにして6枚すべて食べた。

そしてその後ゼリー300kgに牛乳を飲んで制服に着替えたりして

「行ってきまーす」

といって学校へとむかった。
        
      *

「おはようございます」

れいぎ正しくあいさつをする。

しかし挨拶を返してはくれない・・・


次の瞬間

「おはようございます」

「おはよう」

「おはようございます」

と次々にあいさつが飛び交う。

私に向かっているのかとおもう?

そんなわけがないに決まっているじゃん。

漢字《かんじ》理由は

「能本 不利子様!」

そうさっき向けられた礼儀正しい挨拶は学校で一番美人で性格もいいという能本不利子さんにいっている。

「ちょっとぉじゃまなのでぇどいてもらえませんかぁ?」



そうこの子は…

典型的なぶりっ子なのである!

「振り子様が邪魔って言ってるでしょ!」

あれこのひと有名人?

「この人偉い人なの?」

「なにいってるの!不利子様はこの学校で一番美人で”最強”なのよ!」

「知らないの?豚野郎」

「あっ不利子様を泣かせたな!豚野郎!」

えっ豚野郎?

「不利子この豚野郎きらい。みんないじめよ?ね?」

「あっうん」

ええええ

「じゃぁこの豚野郎のことぉ今日からいじめてね」

はぁ?

「えっじょうだんだよね…」

「冗談なわけ無いでしょ!」

えええ



「あと2日で夏休みだけど…」

「夏休み明け、やっぱいまから・・・覚悟しといてよ!」

「豚野郎…やだな痩せればいいかな??」

そうして私は1人でつぶやくのだった。
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