最強少女
私は家に帰宅する。

家の中ではなんにもないフリをする。

お母さんに

「学校生活どう?」

ときかれたら

「友だちもできてとってもたのしいよ!」

という。


でももうそんな生活も疲れた。

「疲れたよ、もう学校なんか、学校なんか…先生にも、いじめられるし、楽になりたい楽に…」


はっ!


死ねばいいんだ

そおすれば‥

そうすれば!!

そうおもいたち家をでる。

今は家にはだれもいないから当たり前だけど私のことを誰も引き止めてくれない。

死のうとしてるのに、私が。

そして近くの裏山のがけにきた。

「はあはあ。」

自殺、短い命だった・・・

「きぁあ??」

私の後ろから

「まって!」
と誰かの声が

「あ・・・」

先輩だった、通学路の。

「そ、その。」

そうして死のうとしたことを先輩に話した。

久しぶりに、普通に話せたのかもしれない。

私は対等という感じがとっても心地よかった。

「しなないで?やり残したことある?ないの???」

「ないです」

「ほんとに?」

「・・・」

「あった?」

「甘いもの食べたいです。」

「そっか!私と一緒に食べに行こう!」

そうして私は自殺を

しなかった。

先輩も自殺しようと思ってたの?

かなって。

それはないよね!先輩は私のことを助けにくれたんだよ。


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