戦国武将織田信長の不器用な恋

第六章 マミどこに行ったんだ

「信長様、みんなが見ています、離してください、恥ずかしいです」

「恥ずかしがることはない、お前は俺の妻だからな」

信長様の愛情は手に取るようにわかる、だから、嬉しい反面、心配にもなる。

私はこのまま、信長様の側にいて良いのか。

そんな矢先、私の身に大変なことが起きた。

朝、目が覚めると、見慣れた部屋にいた。

壁に貼ってあるカレンダーは現代の日付が記載されている。
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