Macaron Marriage

 翔は萌音の中からゆっくり指を抜くと、彼女の唇、首筋、胸、お腹へとキスをしていく。それからショーツに手をかけ取り去ると、サイドテーブルの引き出しを開けてコンドームの箱を取り出した。

 あっ……いよいよなのかしら……そう思いながら、心は緊張するのに、体はぐったりと疲れ果てて力が入らなかった。

 そうしているうちに翔が萌音の足を広げて間に滑り込む。

「痛かったら言ってね……」

 萌音がどこか不安げに頷くと、翔はゆっくり彼女の中へと入っていく。やはり微かな痛みを感じるが、なんとか下唇を噛んで堪える。

「痛い? やめる?」
「ちょっと痛いけど……やめないで……翔さんと一つになりたいの……」

 翔は萌音の唇を塞ぎ、ねっとりと熱く舌が絡むようなキスをしながら、指は胸の頂を弄る。痛みに重なりやってくる快楽の波に、萌音は徐々に何も考えられなくなり、体を弓形にして大きく震えると、二人はそのまま果てたのだった。
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