誰も愛さないと言った冷徹御曹司は、懐妊妻に溢れる独占愛を注ぐ
少し時間をもらい、部屋の片づけをして引き戸を閉めると、無言でお辞儀をした。
そんな私を松前さんは、何も言わず待っていてくれた。
その後、裏口からこっそりと本邸に入り、一緒に働いていた人たちへと挨拶をする。
お世話になった宗次さんの姿が見えないが仕方がない。そう思いつつ、家を出ようとした時だった。
「天音、なぜここにいる」
叔父の声にビクリと肩を揺らした。どうしてと言われても、嫁にいけといわれたのでその約束をしてきて、そして荷物を取りに来ただけだ。
「初めまして。沢渡の秘書をしております松前です」
どうしようと悩む私に、松前さんがニコリと叔父に名刺を渡す。
「婚約者様が天音様に変更になったとのことで、お荷物を取りにまいりました。後のことはまた後日担当からご連絡を」
「なっ」
そんな私を松前さんは、何も言わず待っていてくれた。
その後、裏口からこっそりと本邸に入り、一緒に働いていた人たちへと挨拶をする。
お世話になった宗次さんの姿が見えないが仕方がない。そう思いつつ、家を出ようとした時だった。
「天音、なぜここにいる」
叔父の声にビクリと肩を揺らした。どうしてと言われても、嫁にいけといわれたのでその約束をしてきて、そして荷物を取りに来ただけだ。
「初めまして。沢渡の秘書をしております松前です」
どうしようと悩む私に、松前さんがニコリと叔父に名刺を渡す。
「婚約者様が天音様に変更になったとのことで、お荷物を取りにまいりました。後のことはまた後日担当からご連絡を」
「なっ」