西野先輩はかまいたい
西野先輩の教室についた。
「なんで3年の教室に
下級生が来てるわけ?」
「息あがり過ぎじゃない?
ウケる~」
女の先輩たちからの悪口が
私の耳に入ってくる。
「あの子って
西野君に色目を使ってた
地味子じゃん!」
「マジ? 自分の醜い顔を
鏡で見てみろって
教えてあげたほうが良くない?」
「家に鏡がないんじゃね?」
「それ、女として終わってるよね~
アハハハ~」
嫌味全開で笑われている。
辛い。
しんどい。
自分の教室に帰りたい。
でも……
ここで逃げたら
またあの時と一緒になっちゃう。
ここで自分の気持ちを
先輩に伝えられなかったら
私は一生、後悔しちゃう。
そんなの……
絶対に嫌だから……