Secret Investigation
「菅原さん、貴方を職業女優と思っていましたが、修也が貴方を見る顔を見て貴方が警察だと思っています。
もし、そうであれば私がしてきたことはこのゲームが終わった後全て話します。信じられないようであればゲーム終わり次第貴方のところへ行きこの両腕を貴方に差し出します。

それを前提に話しますが、殺しのスキルを持つフリーターの浜田は既にヒントカードを2枚取得しています。

もちろん彼を全力で止めるつもりですが私がやってきたゲームではヒントカードは」

「簡単ではないと聞いてます。おそらく彼の頭ではほぼ解けない、協力者を頼まなければの話ですが」

横谷は驚いた顔でこちらを見る。

「やはり、そうでしたか。」

「言っておくけど、私は貴方を絶対に許さないわよ。」

「解っています。ですが、先程のお話はいったい、、協力者がいたらたどり着くのですか?」

「そうね。それを止めれるかを試されてるんじゃないの?もうギブアップするつもり?」

「解りました。こちらの件は自分にお任せください。」

私達は密談部屋から出ると、沙綾と修也が心配そうな顔でこちらを見ていた。

「我妻さん、入りましょうか?」

私は2人の視線に気づかないように我妻さんと中に入る。
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