Secret Investigation

その後は、指輪をつけてもらい、ご飯食べて二人で風呂入って今はベッドに寝転がっている。

「そういや、香織がどうしても話しておきたいって言ってたことって何？」

「あぁ、女優業を辞めるって言おうと思ってたんだよ。もともとは女優業一本って考えてたのにね。事務所には結婚するので引退しますって言うつもり。警察の仕事は続けていこうかなって思ってるよ。」　

「そっか。自分としては危険な目にあって欲しく無いけど香織が決めたなら良いと思う。」

「何言ってんの？前言ったよね？警察庁の公安課だって？潜入捜査がメインだって。でも、今はもう潜入捜査する必要が無くなったわけだし。そこまで危険なことは無いんだよ。それに、」

私は修也の側に寄ったので、修也もゆっくり抱き締める。

「旦那の悪口言われても女優としてより警察として言い返す方が良いじゃない。奥さんが警察の人だから悪さ出来ないかな〜って言う予防」

修也の抱き締める力が強くなった。

「俺、経営者として頑張って今の会社大きくするから、旦那として香織に似合う男になるから」

愛を確かめるように深いキスを重ねた。