クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
 透哉さんは相変わらず端的に返事をすると、さっきよりも優しく私の唇を塞いだ。

 塩辛いはずの風が甘く感じるほど幸せなキスは、私の心に幸せと切なさを刻んでいく。

 このキスに、あなたはどんな想いを込めているの?

 私と同じ気持ちだと思っていいの?

 もしそうなら、キスだけじゃなくて言葉が欲しい。たったひと言でいいから、好きだと言ってほしい──。
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