クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
「わかりました。氷室社長のメリットは伺いましたが、私のメリットは何でしょう? よりよい副業先を見つけていただける……という事でしょうか?」
私が尋ねると、彼は小さくああとつぶやいた。
「まだ伝えていなかったか。君の実家への定期的な支援を行う。夫婦として仕送りをする、と言えばわかりやすいだろうか?」
「……大変申し上げにくいのですが、金額はいくらぐらいを想定していますか? すみません、こんな質問をしてしまい……」
「いや、当然の疑問だ。金額については君が望むだけ出そう。毎月定額でもいいし、臨時収入が必要になりそうなら、その月だけ増やしてもいい」
私が尋ねると、彼は小さくああとつぶやいた。
「まだ伝えていなかったか。君の実家への定期的な支援を行う。夫婦として仕送りをする、と言えばわかりやすいだろうか?」
「……大変申し上げにくいのですが、金額はいくらぐらいを想定していますか? すみません、こんな質問をしてしまい……」
「いや、当然の疑問だ。金額については君が望むだけ出そう。毎月定額でもいいし、臨時収入が必要になりそうなら、その月だけ増やしてもいい」