クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
「今は朝の八時だ。まだ寝ている人のほうが多いんだろう。あと二時間もすれば、ここも人で溢れかえる」

「時差の事、すっかり忘れてた」

「だから、今ならゆっくり船内を見学できる。次は昼(ヘメラ)のエリアに向かおうか」

 透哉さんの隣を歩くのは今も不思議な気分になるけれど、未知の場所でうっかりはぐれてしまわないよう、ちゃんと並んで足を進めた。



 その後は残りの二つのエリアを案内してもらった。

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