クールな御曹司との契約結婚は、初夜から愛と熱情に満ち溢れていました
 ある程度の好意は持たれているような気はするけれど、勘違いかもしれないと疑いたくなった。

 まあ、どうせ契約結婚なのだし深く考えても仕方がない。

 私にできるのは、彼が今すぐ離婚しようと言い出さない妻になる事だけだ。



 だから、当たり障りなくある程度は良好な新婚旅行を送るはずだったのだけれど。

 ……どうして私は今、透哉さんと二人でプールにいるのだろう!

「本当によかったの? プールに付き合ってもらって……」

 私たちは食事とショッピングを済ませた後、陽が暮れてからプールに向かった。いわゆるナイトプールというものだ。

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