極甘恋愛短編集
公然告白を受けた私と聖也はあっという間に公認カップルになっていた。


聖也ファンから色々とイヤガラセを受けるんじゃないかと心配していたけれど、それは杞憂に終わった。


普段クールで自分から女子に話しかけることもない聖也。


そんな聖也が私と一緒にいるときには子供みたいに微笑んでいる。


彼女たちはそれをレア聖也と呼んで嬉しがったのだ。


ファンからも好かれるようになった私の立場はなんだかちょっと微妙な感じ。


だけど……。


「美穂子、いい加減起きろよ遅刻するぞ」


ベッドの中で目を閉じてその言葉を聞く。


本当はとっくの前に目を覚ましているのだけれど、私は眠ったふりをする。


「本当に起きないと……キスするぞ?」


耳元で甘く囁かれて全身がゾクリとする。


そっと薄めを開けた瞬間、チュッと触れるだけのキスが降り掛かってくる。


「本当は起きてるくせに」


聖也は苦笑交じりにそう言って、私の体を抱きしめるのだった。



END
< 129 / 129 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

うーたんと私のタイムスリップ

総文字数/31,462

青春・友情170ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
うーたんと私のタイムスリップ 公園の生垣で見つけたのはシャムトラ猫の老描だった。 両目とも白濁していて右目は常に細められている 短かな鍵しっぽをピンと立てたその体が輝いて見えた 猫を見た瞬間に思ったこの子の名前は「うーたん」だって
犯人はあなたでした

総文字数/57,444

ミステリー・サスペンス279ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私の彼氏は殺されました 犯人はあなたでした
悪霊配信アプリ

総文字数/66,942

ホラー・オカルト247ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「悪霊配信アプリ」 教室に居場所のない茉莉はいつものメンバーと授業をさぼっていた。 が、仲間のひとりの行動により茉莉が裏切者扱いされることに 学校に居場所がなくなった茉莉は突発的に歩道橋から飛び降りようとするのだけれど…?

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop