ここは君が夢みた、ふたりだけの世界。
あとがき




間違いなく現時点での最高傑作です。

と、胸を張って言える作品を書き上げることができたと自分では思っています。


この結末はハッピーエンドとは言えませんが、バッドエンドでもないと思うんです。


理人は今まで、命というものを大切に描く物語を書いてはいます。

しかし今回だけは、理人作品であって理人作品ではない、けれどやっぱり理人が書いた物語を作り上げたいと思いました。


限りなくノンフィクションに近い知識を入れ込んだ、フィクションです。


かなり自分のなかでも挑戦した物語です。


このような境遇に置かれた方々の苦しみや思いというものは、やはりどうやったとしても当事者にしか分からないことであり、

理人の文才諸々、文字だけでは表現しきれないことは最初から分かっていました。


だったらその部分をどう補って、なおかつリアリティーを物語に乗せることができるだろうと模索した結果。

読者様の想像力を使うしかないと思い、あえて身体的な症状が目立つ病気を取り上げさせていただきました。


いまの時点でもうまく説明ができないので、この物語そのものが理人の思想だと思ってください。


知識や内容等、至らない点もあったとは思いますが、いま持っている表現力はすべて詰め込みました。

今作で理人の新たな可能性を感じていただけましたら嬉しいです。


ほんの小さなものでも、このお話と出会ってくださった皆様の心に芽吹く何かがありますように。



『ここは君が夢みた、ふたりだけの世界。』



最後まで彼らの歩みを見届けてくださり、本当にありがとうございました。




◇理人◆



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