総長さんは慰めたい。(短)


また、勝ち誇ったような顔。見たら腹立つのと、でもイケメンだから目の保養になるのと……。

あぁダメだ。これはきっと「惚れた方が負け」のルールだ。




「はぁ、降参です……」

「ふん、やっと素直になったな」




ボスっと総長さんの胸の中にダイブをする。すると「待ってました」と言わんばかりに総長さんが頭を撫でてくれた。

居心地がいい。すごく。

これを、今この瞬間を、幸せと言うのかもしれない――




「総長さん、慰めてください。幸せすぎて怖いです」

「は?何だそれ」

「いーから!ほら、彼女のご所望ですよ?慰めてください、総長さん」



< 74 / 77 >

この作品をシェア

pagetop