総長さんは慰めたい。(短)
また、勝ち誇ったような顔。見たら腹立つのと、でもイケメンだから目の保養になるのと……。
あぁダメだ。これはきっと「惚れた方が負け」のルールだ。
「はぁ、降参です……」
「ふん、やっと素直になったな」
ボスっと総長さんの胸の中にダイブをする。すると「待ってました」と言わんばかりに総長さんが頭を撫でてくれた。
居心地がいい。すごく。
これを、今この瞬間を、幸せと言うのかもしれない――
「総長さん、慰めてください。幸せすぎて怖いです」
「は?何だそれ」
「いーから!ほら、彼女のご所望ですよ?慰めてください、総長さん」