総長さんは慰めたい。(短)
ニヤニヤしながら言うと、総長さんは「そうやって煽って後悔するのはお前だからな」と嬉しそうに笑った。
そして、さっきよりも長い時間をかけて、私にいくつものキスを落とす。
「んん!ん〜」
恥ずかしくて、総長さんの胸をドンドン叩く。すると「んだよ」と、物足りなさそうにする総長さん。まるでお預けを食らった肉食動物みたいに、私を見る目は爛々と光っている。
「ま、待って。ちょっと、激しくて……っ」
「おっかしーな。彼女のご所望だったはずなんだけどな〜」
「(わざとだ!絶対)」
分かりきった顔でニヤニヤ笑って、総長さんは楽しそうにしている。
だけど完璧に嫌ではなくて……。仕返しにしては刺激が強い、そのキスを――私は心做しか望んでいる。