可愛い2人の恋愛初心者
それから健くん家での勉強会は週一で行われ、テストの直前となった最後の勉強会
4回目の訪問となった今日、初めて健くんのお母さんに会えた。
「あらっ!可愛い子たちじゃない!えっと…、芽衣ちゃんと美奈ちゃんだったかしら?」
「はい!中野芽衣です!」
「初めまして。椎木美奈です。」
そのまま3人でお茶会となり、健くんと結城くんはソファでユキちゃんと。私たちはダイニングテーブルでお菓子とお茶をいただくことに。
「健が家に女の子呼ぶって聞いてびっくりしてたの!しかも颯斗くんまで来るって言うからますます女の子たちに会いたかったのよー!」
「健くん教えるの上手くて私、頭良くなってる気がします!」
「あはっ!頑張れー!」
明るいお母さんで芽衣と話が弾んでる。
「…ところで、どっちがどっちの彼女なの?」
こそっと話すお母さんに私は飲んでたお茶が変なところに入る。
「っこほ!」
「違いますよ!友達です!2人は全女子のアイドルなんですよ!」
芽衣が顔の前で手をぶんぶん振ってる。
私も咳き込みながら芽衣に同意する。
「えーっ?アイドルは言い過ぎだよ。ちょっとイケメンに育っちゃったけどね。」
ふふっと笑ってソファでユキちゃんを囲んでる2人を優しい目で見てる。
「健が女の子を家に連れて来たのは初めてなんだよね。それが彼女じゃなくても、健にとって信頼できる子たちなんだよ。それに…。」
「その中に颯斗くんもいるっていうのがね。」